わたしたちの心と体は、ストレスを受けると何らかの症状が「シグナル」としてあらわれます。そのシグナルをストレスに対する適応反応といいます。ストレスに対する適応反応である、体のシグナルに気づくことが、自律神経の疾患を防ぐことにつながります。
3つの適応反応
この適応反応は、3つの段階を踏んで進行していきます。
1、警告反応期
2、抵抗期
3、疲弊期
警告反応期は、強いストレスを受けると心も体も緊張してしまい、極度の緊張状態が続く状態になります。適応反応としては、体が硬くこわばる、ドキドキする、血圧が以前にも増して高くなるなど、このような症状を自覚するでしょう。
抵抗期は、ストレスに対して心と体が抵抗反応を起こします。緊張が続くことで興奮状態を感じるケースが増えて、朝まで眠くならずに作業に没頭できるのはこの抵抗期です。
疲弊期は、心も体も疲れきってダウンしている状態です。職場で人間関係や仕事上のトラブルがあれば、悩まされ続け引きづってしまいます。また、家庭での夫婦関係や嫁姑問題などは、短期間では解決しないものです。自律神経失調症になるのは、心も体もボロボロになるこの疲弊期です。
ストレスのない状態
本来、ストレスは「物体のゆがんだ状態」を意味するため、心と体がゆがんでいる状態は、ゴムボールを上から押しつぶした状態に例えられます。
ストレスのない状態は理想的ですが、適度な「よいストレス」も必要です。多くの「悪いストレス」を抱えて3つの段階に入ってしまう前に、心と体のシグナルに気づき、自律神経の疾患を防いでいきましょう。
ストレス解消レシピ
いかキムチ焼きそば |
ストレス解消食材 ・いか 材料(2人分)1人分 408kcal 中華麺‥‥‥2玉 |
作り方 |
1.いかは解凍する。白菜キムチは2cm幅に切り、にらは根元を少し切り落として4cm長さに切る。
2.中華麺は水で少しほぐし、ラップをかけて電子レンジで2分加熱する。 3.フライパンにごま油を熱し、イカともやしを入れて妙め、塩・こしょうをふる。 4.白菜キムチと中華麺を加えて妙め、麺がほぐれて全体に混ざったら、にらとしょうゆを加えて完成。 |