ストレスは、人によって「悪いストレス」にも「よいストレス」にもなります。たとえば、スポーツによって流れる汗や、疲労感を心地よく感じる人もいれば、その汗や疲労を不快に感じる人もいます。
自分にとってマイナスなのか、プラスなのか、ストレスは上手に付き合うことで、コントロールすることができます。
悪いストレスとよいストレス
テストなどの場合も、点数が悪かった時の心配や、テストがプレッシャーになって気分が落ち込んだり、やる気が失せたり、食欲が無くなったりする人もいます。
反対に、今まで勉強してきたことを試せるチャンスだと受け止め、前向きにがんばれる人もいます。このように、自分をコントロールできなくなる「悪いストレス」と、エネルギーとして活用できる「よいストレス」があるのです。
ストレスを振り分ける能力
わたしたちは、無意識のうちに自分にとって、よいストレスか、悪いストレスかに振り分けていく能力を備えています。
ストレスを上手にコントロールしながら、上手く付き合っていくのが、ストレスが心身に悪影響を及ぼさない上で大切なことです。
ストレスに対する適応反応
悪いストレスは、あることがプレッシャーとなって、腹痛や食欲がないなどの辛い状況のなかでも、「やらなくてはいけない」と追い込んで悪循環に陥るケースです。
一方、よいストレスは、目標に向かってがんばろうとする、気持ちや意欲の高まりをやりがいとなるエネルギーに変え、自分を高めていく刺激にするケースです。
ストレスを感じた際は、自分にとってマイナスなのかプラスなのか、このことをよく考えて、ストレスとは上手に付き合っていきましょう。
わたしたちの心と体は、ストレスを受けるとなんらかの症状が「シグナル」としてあらわれます。そのシグナルをストレスに対する適応反応といいます。
ストレスに対する適応反応である、体のシグナルに気づくことが、自律神経の疾患を防ぐことにつながります。
ストレス解消レシピ
ツナとキャベツの昆布茶パスタ |
ストレス解消食材 ・パスタ 材料(2人分)1人分 578kcal パスタ‥‥‥200g |
作り方 |
1.キャベツはざく切りにする。ツナ缶は汁の水分をきっておく。
2.沸かしたたっぷりのお湯にパスタを入れ、袋の表示時間より短めに茹でる。茹で上がる2分前にキャベツを入れ、パスタと共にざるにあげる。 3.フライパンにオリーブ油を熱してツナ缶を妙め、2と昆布茶を加えて、塩・こしょうで調味して完成。 |