セロトニンには様々なメリットがあり、ストレスを解消してうつを予防したり改善したりと、様々な効果をもたらしますが、ここでは若々しさを保つ働きについてみていきます。
人間の体には抗重力筋が備わっている
人間の体には、地球の重力に逆らって働く、抗重力筋と呼ばれる筋力が備わっています。この筋肉を緊張させると、重力に負けないように姿勢をまっすぐに保つことができます。
セロトニンは、抗重力筋につながる神経に刺激を与えている
セロトニンは、この抗重力筋につながる神経に刺激を与えています。セロトニンを活性化させることで、姿勢が良くなるだけでなく、あごや口元などの抗重力筋が引き締まり、若々しい印象を与えることができます。
セロトニンが不足すると抗重力筋が衰える
普段から、「眠そう」とよくいわれる人や、背筋がぐったりと曲がった猫背の人は、セロトニンが不足している状態で、抗重力筋が衰えている可能性があります。
炭水化物
炭水化物は、脳内にトリプトファンを取り込むのをサポートする働きがあります。ご飯を筆頭に、パンや麺類など主食として食べている食材に含まれています。その他にも、サツマイモやじゃがいもなどの芋類にも含まれています。
お米は白米より玄米や胚芽米、パンはライ麦パンなど未精製のものを選ぶと、ビタミンB6も同時に摂取できます。これらの食材は噛みごたえも得られ、よく噛むという点ではフランスパンもおすすめです。
セロトニンの原料となる栄養素”炭水化物”を多く含む食材
・フランスパン・ライ麦パン・白米・玄米など。
セロトニンの活性化には、トリプトファンやビタミンB6、炭水化物を含む食材を食べているから安心ということはありませんので、食べ物だけに頼ってしまわないように、生活習慣と食生活の両方からアプローチすることが大切です。
セロトニンの活性化レシピ
きな粉小豆もち |
セロトニンのサポート食材 ・餅 材料(2人分)1人分 185kcal 餅‥‥‥2個 |
作り方 |
1.餅は半分に切り、オーブントースターで焼いておく。
2.きな粉と小豆を混ぜ合わせる。 3.1に2を絡めて出来上がり。 |