自律神経の乱れの最大の防御法は、早寝・早起きの良質な睡眠をとることです。本来、わたしたちの生体リズムである体内時計は、昼間活動をする生物としてプログラムが組まれています。
しかし、24時間フル活動の現代社会では、夜型の人が多くいたり、生体リズムを無視した生活時間が変則的な人が増えているのです。
睡眠・覚醒のリズム障害
生体リズムが乱れてしまうと、一定の時刻に入眠・起床することが難しくなる「睡眠・覚醒のリズム障害」を起こし、通勤や通学などの社会生活に支障が生じます。
睡眠障害は自律神経失調症の初期症状ですが、生活習慣病なども発症しやすくなるので注意が必要です。
生物学的な根拠がある「早寝・早起き」
わたしたちは、生体リズムに従い基本の生活をした時にこそ、能力をもっとも発揮できるようになっています。24時間の現代社会では、本来の生活リズムを守ることが難しくなり、特にこれから成長する子どもにとっては重要な問題です。
昔から「早寝・早起き」が大切だといわれているのは、道徳的な意味からだけではなく、しっかりとした生物学的な根拠があるのです。いずれにせよ、早寝・早起きの良質な睡眠こそが、自律神経の乱れの最大の防御法です。
乱れた生体リズムを取り戻す方法
1、起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる
20~30分浴びるとよいですが、時間がない場合は少しの時間だけでも浴びたり、時々光を見るくらいでもOKです。日中の場合は、太陽の光は直接見ないようにして、日焼け対策も忘れずに行いましょう。
2、起床時間は毎朝一定に保つ
3、朝食は毎日同じ時間にとる
4、通勤・通学・散歩で生活にリズムをつける
5、就寝前は強い光を避け、リラックス状態にする
栄養素が摂れる定番献立レシピ
豆かぼちゃカレー |
材料(2人分)1人分 609kcal ・玄米(白米:玄米=1:1)‥‥‥300g 作り方 1.玉ねぎは薄切りし、ニンジンは乱切りにする。かぼちゃは皮付きのまま2cm角に切る。 |