抗うつ薬は、本来はうつ病の治療薬ですが、自律神経失調症のケースにおいても、抑うつ感を訴える場合にはこの薬が処方されることもあります。
抗うつ薬は、不安感や抑うつ状態を和らげるのと同時に、思考の面においての意欲や、行動の抑制を取り除いて行動意欲を高める働きがあります。
強い不安感や焦燥感を抑える
抗うつ薬は、強い不安感や焦燥感を抑えて、極度の落ち込みや自殺を抑制するという働きもあり、その他にも手足のしびれや頭痛、背中の痛みなどを鎮める効果も期待できます。
抗うつ薬は症状が改善したからといって、自分で判断して勝手に薬をやめるのは危険です。医師の指示通りに服用するようにしましょう。
抗うつ薬は飲み続けることが大切
抗うつ薬は、以前まで最も効果が高いことから、三環系抗うつ薬が使用されていました。効果が表れてくる前に、眠気、口の渇き、目のかすみなどの副作用がありますが、抗うつ薬を服用する際は、飲み続けることが大切になってきます。
次に、抗うつ薬の種類を記載していますのでご参照ください。高齢者の方や、心臓病、緑内障、前立せん肥大の男性などは、抗うつ薬の服用を避けてください。
種類 | 商品名 | 一般名 |
三環系抗うつ薬 | アモキサン | アモキサピン |
トリプタノール | アミトリプチリン | |
トフラニール | イミプラミン | |
アナフラニール | クロミプラミン | |
四環系抗うつ薬 | ルジオミール | マプロチリン |
テトラミド | ミアンセリン | |
テシプール | セチプチリン | |
SSRI | デプロメール、ルボックス | フルボキサミン |
パキシル | パロキセチン | |
SNRI | トレドミン | ミルナシプラン |
NaSSA | リフレックス、レメロン | ミルタザピン |
その他 | アビリット、ドグマチール | スルピリド |
レスリン、デジレル | ドラゾドン |
軽めのうつ症状には四環系抗うつ薬
軽めのうつの症状には、少量でも早く効果があらわれて、副作用の少ない「四環系抗うつ薬」が投与されます。さらに、SSRIやSNRI、他にも新規抗うつ薬と呼ばれるNaSSAなどもあります。
栄養素が摂れる定番おかずレシピ
大豆ハンバーグステーキ |
材料(2人分)1人分 342kcal ・合い挽き肉(赤身)‥‥‥120g 作り方 1.Aを混ぜ合わせてソースを作っておく。玉ねぎはみじん切りにする。さつまいもとニンジンは、それぞれ1cm厚さの輪切りにしてラップで包み、電子レンジで約30~40秒加熱する。 |