お悩みアーカイブ 4

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**10代 女性**

周りからはアクティブで明るい性格と思われているが、

実は人の目が気になり、「嫌われたくない」と思うあまり

自分の気持ちが出せず、人から言われたことが毎晩気になって

眠れないことがあります。どうにかしたいです。

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こんにちは。

周りからは「アクティブで明るい性格」と思われているということは、

あなたにはその一面が必ずあるということです。

それは間違いないと言えます。

ただ、人の言動が気になって無理をしている自分に疑いを持ちはじめているので、

「アクティブで明るい」という素敵な面にも一時的に自信がなくなってきているだけです。

自分のペースを取り戻せば、必ず自然にいい面を出せるようになります。

「人の目を気にしないで」と言われても、やはりどうしても気にしてしまうものですよね。

一般的に「人の目が気になる」時というのは、

「自分に自信が無いとき」

「特定の人物に思いを寄せている時」

「特定の人物に負い目を感じている時(陰口をたたいてしまった、裏切ってしまったなど)」

などが考えられます。

「思いを寄せている時」は恋愛感情によるものですので、今回のケースには当てはまりません。

「負い目を感じる」というのは悪口を言ってしまった時などですが、
あなたはそんなことはしていないと思いますので、これも外します。

となると、「自分に自信が無い」がゆえに人からの評価が気になるということが,
今回の主な原因かもしれませんね。

しかし、「自分に自信がある」ってどういう状態なのでしょう?

勉強もスポーツもできて、かわいくて男子からモテモテで、おしゃれで…..ってことなのかな?

逆に友達にそんな子がいたら、イヤですよね?

勉強ができる人でもスポーツがだめな人もいます。その人は自信を持っていいの?ダメなの?

一言で言えないですよね?

もちろん、何でもそれなりにこなす人もいますが、そんな人でも必ず「残念な部分」があるものです。
必ずです。

あなたも友達を見て、「この子の~なとこはすごいけど、・・・なとこは大したことないな」
と感じたりすることがあると思います。

だからといってその友達の全体的な評価を下げたりしませんよね?

自分では自信を持っていることが、ほかの人にしてみると大したことに映らなかったり、

自分では "まだまだ" だなと思っていても、周りの人からするとすごい事であったり。

つまり、「自信がある」っていうのは人によってその箇所や感じ方が全然違うので、

比べられないということなんです。

自分が好きなことを、周りの人が評価してくれないからといってやめたりしませんよね?

「自信がある、持つ」というのは、周りの評価を見て判断するよりは、

自分が何に対してどう思っているかということなのだと思いますよ。

例えば部活で、自分では優勝できる思っていたのに、途中で負けたときなどは、

たとえ周りの人が讃えてくれても、自分の自信は高いものだったのに結果が出なかったことで、

自信を無くしてしまうかもしれません。

逆に、自分が完全燃焼できたと思えれば、自分は真剣に向き合えたという「違った形の自信」が残ります。

「自信」というのは形も大きさも様々です。

そして、その時の状況や自分のコンディションなどいろいろな要素で変わってきますし、

大切だけど非常に漠然としたものです。

そんな漠然としたものについては、周りの評価も決してアテにならないものです。

そしてそれを気にする必要もありません。

そして「自信があるもの」というのは、毎回お話することですが、やはり自分の「好きなこと」

「得意なこと」が基になっていることが多いのです。

人が「好きなこと」「得意なこと」を大切にして、知識を深めたり、スキルアップを図ろうとがんばっているときこそ

自信に満ち溢れてイキイキしているように思います。

ですから、「人の目や評価」をできるだけ気にしないでおくには、自分が好きなことを伸ばしたり、

得意なこと探しに意識を向けることが特効薬です。

なぜなら、能力を伸ばしたり、探したりしているときは「自分の世界」に入っているからなのです。

そこには他人が立ち入るスキはありません。

自分がどう思うのか、どう感じるのかということと自然に向きあっているからです。

もうひとつ、周りの目を気にせずに済むテクニックとしては、

人は自分のことを評価してくれている人に対しては悪口は言わないものですから、

あなたとしては、友達や先輩後輩のことをほめるようにすればいいのです。

そうすれば陰口を言われる心配は格段に減ります。

ただし、ほめ方も露骨であったり、取ってつけたような内容は逆効果ですから、

小さなことを頻繁にサラッと口にしたり、本人に直接言わずほかの人にその人を褒める内容を話せば、

本人に必ず伝わりますのでイヤミがなく受け取られるはずです。

自分が何をすればいいのか迷っている時は、誰もが周りの事ばかりに意識が行ってしまいます。

なぜなら、意識を向ける先が他にないからです。

ですから、できるだけ早く自分の好きなこと、得意なこと、継続的にやれそうなことのスキルアップに目を

向けましょう。

そうすれば、「人は人、自分は自分」という意識が根付いて、人目が気にならなくなりますよ。

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