朝、目が覚めた時に「よく眠った」と実感できるような質の良い睡眠が理想的です。眠りを誘う食事や、眠りにつきやすい生活習慣を身に付けて、ぐっすりと眠れるように「快眠」をめざしましょう。次に、よりよい睡眠のためにできることを解説していきます。
夕食は糖分・油分を控える
肉類がメインの食事、油の多い食事は、消化に時間がかかるため、胃に負担がかかって睡眠を妨げてしまいます。甘いものも、血糖値を上げるので神経が高ぶりやすくなります。
寝る前はカフェインを控える
寝る前は興奮作用のあるカフェインは避けましょう。ホットミルクは、カルシウムの鎮静効果が眠気を誘います。寝つきをよくするには、リラックス効果が高いハープティーがおすすめです。
適度な温度・湿度を保つ
快眠に適した温度は夏は25度、冬は18度、湿度は一年を通して50~60%が理想的といわれています。寝室に温湿度計を置いて、定期的にチェックしましょう。
たばこ・お酒は控える
タバコは、ニコチンが血圧や心拍数を上げて、からだを目覚めさせてしまいますので、就寝直前の喫煙は避けましょう。アルコール類も深い眠りを妨げるので要注意です。
単調な作業を行う
編み物など、同じことを繰り返す作業は眠りを誘います。特別な趣味がない場合は、洗濯物をたたむなどの家事でもかまいません。単純作業で心や頭をスッキリ整理して、眠る前の準備をしましょう。
眠る場所を変えてみる
どうしても眠れないときは、場所を変えてみましょう。いつもの就寝がベットであれば、布団やソファーで寝てみることで気分転換になり、眠りにつきやすくなります。
睡眠力を高めるレシピ
レタスと春菊のチャンプル風 |
快眠サポート食材 ・レタス 材料(2人分)1人分 229kcal レタス……100g |
作り方 |
1.豆腐はペーパータオルで包み、10~15分おいて水気をきる。レタスは手でちぎる。春菊は2cm長さに切る。長ねぎは斜め薄切りにする。卵は溶きほぐす。
2.フライパンにごま油大さじ1/2を熱し、卵を流し入れて混ぜ、半熟状に焼いて器に取り出す。 3.同じフライパンにごま油大さじ1/2としょうがを入れて熱し、香りが出てきたら、長ねぎ、ちりめんじゃこを加えて炒め合わせ、長ねぎがしんなりしてきたら、1の豆腐をつぶしながら加えて炒め合わせる。 4.全体に油がまわったら、レタスと春菊を加えて炒め、春菊がしんなりしたら、しょうゆを加えてひと炒めし、2の卵を戻し入れ、塩・こしょうで調味する。 5.器に盛り、削り節をふって完成。 |