#誹謗中傷

#誹謗中傷

#誹謗中傷

1.「言論の自由」とは?

みなさんもお分かりのように、

「言論の自由」とは何を言っても構わない、規制される筋合いはないということではありません。

自分の権利や、尊厳を守るために明確な根拠を基に、社会に対して「言うべきことを言う」ということです。

いわゆる「誹謗中傷」は何ら根拠を示さずに、暴言を憂さ晴らしのために垂れ流すことです。

もしそれらが「言うべきこと」なら、必ず「根拠」があるはずです。

ネット上で横行する誹謗中傷は、匿名でなくてもアップしようするでしょうか?

アップしないということは、名前を出してまで「言うべきことではない」ということです。

名前を出して暴言を載せれば、「根拠」を求められます。

「根拠」があっての批判であれば、それは「反論」ということです。

どちらが間違っているのかは、議論を尽くして判明することですし、

「正しい、間違い」を線引きすることができない場合もあります。

しかし、そこではルールに従った議論ができるわけです。

但し、いくら根拠のある反論だとしても、「暴言」で表現するのはその時点で冷静な判断ができていないわけですから、

これも単なる「中傷」「不満のはけ口」でしかなくなります。

反対に、たとえ心の中が暴言でいっぱいになっていても、

言葉を選んで表現することで、冷静にルールに従って反論していると受け取られますので、

その時点ではもはや「中傷」ではなくなるのです。

「言葉を選ぶ」ということは、相手に伝えるという意思の表れでもあるわけですから、

一方的な批判ではありません。

言い放しの「中傷」ではなくなるのです。

ネット上で「暴言」を吐かれたとしても、それに「暴言」で返せばこちらも同罪になってしまいます。

売られたケンカに安易に乗せられて、こちらが悪者になることの方が多いのも事実です。

「暴言」を吐かれるとカチンときますし、「批判」されていると受け取ってしまいますが、

そもそも「暴言」には根拠が無いものが多く、その無礼者の「個人的な感じ方」に過ぎません。

それは批判や反論ではありません。

2.「誹謗中傷」なんて受け流せというけれど・・・

精神的にタフで割り切れる人なら「受け流す」「無視する」ことはできるでしょうが、

やはり多くの人は暴言を目にするとショックを受けますし、こだわってしまうでしょう。

しかし、自分が本当に傷つくときはどんなときでしょう?

①親しい人から、自分が予想もしてないことで悪口を言われる

②明確な理由で批判される

③自覚している自分の足りない部分をあからさまに指摘される

ざっとこんな時ではないでしょうか?

①は、少しの間落ち込みますが、「そうじゃない」と言い訳や反論ができます。

②も、自分の根拠に基づいて反論ができ、議論を交わせられます。

③は、自分でも何とかしないといけないと思ってるわけですから、相手のせいではありません。

つまり、自分が「本当に傷つく場合」というのは、

相手がちゃんと存在していて、話ができたり、言い訳ができたり、

反論できたりして、実は解決できる場合が多いのです。

これに対し、匿名の「誹謗中傷」は、上の事例にはあたりません。

つまり本当に自分が傷つくことではないのです。

「誹謗中傷」を受け流せないときというのは、

あたかもネットの向こう側の人がみんな自分の知り合いのように感じてしまい、、

その人たちに「批判、反論」されて「自分が傷ついている」という思いに

はまり込んでしまっているのです。

つまり上の①と②のように感じてしまうのでしょう。

一方、「受け流せる人」は、”そんな無礼な奴らは、全然①と②にあてはまらないじゃないか”と

ハッキリ分かっているのです。

3.そもそも匿名の「誹謗中傷」者はルール無視の変な奴

誹謗中傷に限らず、最低限のルールさえ無視する人というのは、

必ずどこかの時点で社会的にはじかれているはずです。

その不満が「匿名」という悪魔に誘われて安易に誹謗中傷することで

はけ口としているのです。

最低限の社会的ルールをしぶしぶでも守っている人は、

当たり前な形で社会と関わることになりますし、

そのことで、人間は一人で生きるものではないという事が感覚的に分かっていますので、

日々の忙しさも手伝って、誹謗中傷などしている余裕はないのです。

社会的ルールを無視するということは例えば・・・

「高速道路を逆走する奴」

相手にしますか? 巻き込まれないように逃げるのが精いっぱいでしょう。

「人前でう○こする奴」

話にならないでしょう? この人に何かを言われても気にする方がおかしいでしょう?

少しオチャラケましたが、匿名という隠れ蓑で何でもかんでも「誹謗中傷」する輩は、

まさにこんな人たちだというイメージを持ってほしいのです。

そして、あくまで根拠を明らかにしない批判、中傷は自分が傷つくべきことではないと

しっかり心に植え付けてほしいのです。

そうすれば、少しは「受け流せる」ようになるのではないでしょうか。

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