
「才能」のある者は、それを正しく行使する義務がある。
ドラマ「白い巨塔」で唐沢寿明演じる、財前教授が死ぬ間際に残した言葉です。
ポイントは「行使する義務がある」ということです。
頭がいいだの、大企業勤務だの、官僚で国を動かしているんだ、年収~千万だのと
人に自慢してプライドをくすぐってもらいたがるようでは、才能があるとは言えないですよね。
才能のある人ほど、人知れず黙々と日々の責務を果たしているのだと思います。
分かりやすい例は、「国境なき医師団」や各病院のERに従事する医師や看護師さんたちでしょう。
身近な例は、消防士やレスキュー隊の人たちなど、たくさんいます。
彼らは自分が才能に溢れているなどとは一切思っていないでしょう。
「正しく行使する義務」を当然だと思っているからです。
頭の良さを鼻にかけている人は、もうその時点で無能ということでしょうね。
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