お悩みアーカイブ 18

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**** 20代 男性 *****

何をしても楽しくありません。常に気分が悪いです。

夢みたいなものはありますが、叶わないので空しいし、

それで余計に自分を苦しめています。

魅力がある人を見ると嫉妬してしまいます。

周りにどう思われているか気になりますし、人が怖くて関係がうまく作れません。

中学生のころからハゲてきました。

今の仕事も単純作業で魅力を感じません。起業したいですが難しいのも分かっていますので、

できません。好きなこともありますが、少しイヤな部分が見えると気持ちが萎えてしまいます。

相談できる人もいません。 どうしたらいいでしょうか。

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こんにちは。

まずは、頭が薄くなってきたとのことですが、ハゲていても人間関係が良好な人はたくさんいますので、

問題は「第一印象」だと思います。

「清潔感」を大事にしましょう。

髪の薄い人は短髪にすると薄さが目立ちませんし、こざっぱりとした印象になります。

服装も若いからと言って、ルーズなファッションよりも少しフォーマル寄りのほうが感じ良く見えます。

例えば、ジーンズ/トレーナー/ジャンパーよりも、スリムチノパン/白シャツ/紺ジャケットなどの組み合わせのほうが

印象は良くなるでしょうし、たいていの場面に合いますので面倒くさくありません。

次に「何をしていても楽しくない」とのことですが、

他の人たちもいつも楽しく過ごせているわけではありません。

むしろ毎日苦痛な日々を送っている方も多いと思います。

しかし、そんな中で小さな楽しみを見つけたり、将来の計画や目標を立てたり、

誰か大切な人たちのためにがんばっていたりするわけです。

毎日の中で小さな幸せや喜びを見つけることが、何かせせこましいと思うならそれは大まちがいです。

大きな幸せをつかむには、そういった日々の積み重ねが不可欠であることをまずは理解してください。

日常的に気分がすぐれないのは、精神的に自分で自分を追い込んでいるからだと言えます。

物事の悪い面を必要以上に気にしてみたり、こだわってみたりすることで、

自らわざわざ暗い気持ちにさせてしまっているのです。

よく言えば「完璧を好む」人たちにこの傾向が多いようです。

何事にも「いい面」「悪い面」「メリット」「デメリット」があるものですが、

完璧を好む人たちはそのことが分かっているようで、実は「悪い面」「デメリット」を許せないのです。

しかし、「悪い面」「デメリット」を完全になくすことは難しい場合がほとんどですので、

それらにこだわり過ぎるのは、時間と労力のムダになります。

むしろ、「いい面」「メリット」を伸ばしていくほうが気分的にも前向きになれますし、

それにより、「悪い面」「デメリット」を極力抑え込むこともできるわけです。

あなたの日常生活でも同じことが当てはまります。

まずは、どんな小さなことでもいいですから、自分が恵まれていることや、

自分が楽しめることをどんどんピックアップしてみてください。

例えば、「今、重い病気にかかっていない」

体に少しでも不調があれば、何をするにも時間がかかるものです。

そして意欲も削がれます。

「どこかへ行こうと思えば独力で自由に行ける」

目が見えるということだけでもありがたいものです。

一度目を閉じたまま近所のコンビニへ行ってみてください。

いつものように簡単には行けないでしょう。

"そんな当たり前のことに、いちいち感謝できない" と思うかもしれません。

実はこういったささやかで当然と思われることに感謝できる「心持ち」が、

日常生活を「好転」させる大きなカギになるのです。

「ささやかで小さな喜び」「当然と思われていること」は日常生活の中で発見しやすいものです。

それらに対し「ありがたい」と思えることで、少なくとも暗い気持ちにはなりませんし、

それにより自分の生活のリズムもよくなります。

次に、自分の事だけではなく、ほかの人についても「いい面」が先に感じ取れるようになります。

相手のいい面を伝えてあげるだけで、あなたに対して「好印象」を持つようになります。

そして相手に何か手伝ってもらったり、助けてもらったりしたときは、

しっかりと「ありがとうございます」と言いましょう。

友達には簡単になれませんが、人間関係は必ずスムーズになります。

あなたが魅力的に思える人たちも、見えないところで問題を抱えていたり悩んでいたりするものです。

あなたが悩んでいないことや巻き込まれていない問題を、その人たちは抱え込んでいたりするものです。

もちろんそうでない場合も多いでしょうが、やたら「嫉妬心」をもつ必要は全くありません。

なぜなら、その人たちが嬉しい、楽しい、満足だと思える事とあなたのそれは必ず違っていたり、

程度の差があるからです。

例えば、あなたは焼肉が好きでも、その人たちはさほど好きではないかもしれません。

彼らが行きたいと思う場所は、あなたにはそうでないかもしれません。

「何に対してどれほど満足するか」は人によって必ず差があるものですから、

人が楽しそうに見えても「共感」はしても「羨む」必要はないですし、

逆に「自慢」することも無意味なのです。

"夢みたいなものがあるが、叶わないことは分かっている"とのことですが、

すべてを完璧に近い形で成し遂げることは、誰にとっても難しいものです。

しかし、「夢」みたいなものがあることは、それだけでまずは人生が充実できる方向に向いているということです。

夢の一部をまずは実現することを考えてみましょう。

資金のために貯金を始めて見たり、そのことについてもっと具体的に調べてみたり、

自分で地道に始められることを探してみたりすることが、第一段階です。

"どうせ叶わない"と、どこかで諦めている自分がいても構いません。

第一段階をクリアしたことで、違った見方やアイディアが浮かんでくることも多いものです。

途中で夢が変わっても構わないと思います。

「気持ちが夢の方向を向いている」「没頭できる何かがある」という状態が、充実した日々を送るために

一番大切ですし、幸せな時でもあります。

たとえ結果的に夢が実現できなかったとしても、

そうやって過ごしてきた日々には後悔などしませんし、夢の実現とは違った幸せな気分でいたり、

得られることも多いと思います。

「自分はこうしたい」「こういう風になりたい」「自分の得意分野を役立てたい」

という思いで日々を過ごしていれば必ず突破口は見つかりますし、少なくともヒントが見えてきます。

"自分には夢もやりたいこともない"という心境に陥ったら、必死でそれを探そうとすることから始めてください。

ネット社会になり、情報を探すことには昔ほど苦労はしません。

甘い話だけに気を付ければ、リスクは少ないはずです。

無気力でそんな気にもならない時は、まずは規則正しい生活を送り、

身なりもこぎれいにすることに集中してください。

そうするだけで気持ちが少しずつ上向いて、それまでとは違った心持ちになってきます。

焦らず、まずはそこから始めましょう。

夢があるなら、まずは自分の夢の方向に向かって立つことから始めてみましょう。

第一段階に入り込めば、他人のことなどは気にならなくなります。

何かに邁進している時が、人にとって一番美しく、充実している時間です。

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