お悩みアーカイブ 10

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***20代 女性***

10才年上の彼氏がずっと二股をかけていたのが最近分かり、

一度は距離を置いたのですが、彼から復縁したいと言われ、

私も心ではそう望んでいたので、再度付き合い始めました。

付き合っている期間はまだ短いのですが、彼に対して疑いの気持ちが晴れずに

ずっと苦しいです。復縁は間違っていたのでしょうか。

不安と悲しみで変になりそうです。

***** * ***** * ***** * ***** * *****

こんにちは。

純粋な気持ちで彼に接してきたのですね。

その分、裏切られたという思いが強いのだと思います。

あなたが抱いている彼への猜疑心は当然のことだと思います。

でも、彼のことが好きであるという思いも断ち切れないので板挟みになっているのですね。

それは彼のみならず、人間には誰しもいい面と悪い面が必ずあるということの表れであり、

あなただけでなく我々全員が人と接するときに、その二面性とどう折り合いをつけていくかを悩むところなのです。

恋人に限らず、「あの人の~なところは好きだけど、~はイヤだな」という思いは多かれ少なかれ持っている筈です。

「好きな部分」が「イヤなところ」を上回っていれば、近しい付き合いが長く続くでしょうし、

逆であれば距離感が遠い付き合い方になるのは当然です。

また、当初は「好きな部分」が多かったけれど、時間とともに「イヤなところ」が多くなってくる場合もあります。

もちろん、その逆もあります。

個人が抱える状況、問題、そのときの考え方によって、好きな部分、イヤな部分の捉え方は様々です。

あなたも年齢を重ねるにしたがって、感じ方が変わっていくかもしれません。

「核」の部分は変わらずとも、色々な部分で変化していくでしょう。

今のあなたが悩んでいることでも、数年先のあなたなら全然悩まないってことも多々あるわけです。

しかし、今のあなたが感じることは、今は大切にするべきだと思います。

彼に対する「猜疑心」が抑えられないということは、それだけ今のあなたにとって「二股」が

耐えがたいものなのです。

その気持ちを無理やり抑えることは不自然ですから、やめておきましょう。

そのうえでこの先、彼の「いい部分」がその猜疑心を打ち消してくれるか、打ち消せないまでも少しでも

緩和させてくれるのか、ということを考えてみましょう。

判断するのはあなたですから、それはお任せしますが、判断が難しく、

すぐに踏ん切りがつかなければ、そのようなことを自分に問いかけながら

もう少しつきあいの時間を続けてみてもいいかと思います。

ただし、覚えておいてほしいのは、

「二股」をかけている時の本人の感覚は、特に男性は単に「調子に乗っている」だけです。

ゲーム感覚とでも言いましょうか、その時は残念ながら彼はあなたのことは「軽視」しています。

物理的に心はひとつしかないのですから、二股の相手とシェアする分、あなたへの気持ちは少なくなるのです。

相手の色仕掛けに引っかかってしまうハニートラップに "一時的にやられる" ことはあっても、

あなたのことが大切ならば、継続的に関係を続ける「二股」をかけたりはしません。

人の「心変わり」を責めることはできませんので、潔くあなたとお別れして二股の相手へ移ることは

仕方のないことですが、関係をズルズルと続けるということは、彼の性格の一部に「優柔不断」「事を軽く見る」

という要素が有るということは覚悟しておいた方がよいと思います。

恋愛は相手の気持ちも大切ですが、それを考えるあまり自分を抑えることをしていてはいい関係には発展しません。

「譲る」ところは譲り、「自分の希望を通す」ときは通さなければいけません。

お互いに「少し相手を思いやる」ことで簡単にできることだと思います。

恋愛は本来、「楽しいもの」です。

相手のことを思いながら「あなたと~がしたい、・・・もしたい」と前に進めていくからです。

それが「耐えがたい思いをする」ということは、もうそれは恋愛ではないのです。

恋愛関係を利用して、自分のエゴを相手に押し付ける、または押し付けられているだけだといえます。

人にはそれぞれの考え方や、抱えている環境があり、それに基づいて人との付き合い方が決まってきます。

お互いにそのような部分を思いやることで、恋愛に限らず人間関係が築いていけます。

残念ながら、今の彼には人を「思いやる」部分がまだ出来上がっていないのでしょう。

ひょっとしてもう「二股」はやらないかもしれません。

そして、あなたのことを気遣ってくれるかもしれません。

もしくは、時間がたてばまた、同じことをするかもしれません。

それは今後の彼の言動を見て判断するしか方法はありません。

と同時に、あなたの彼への思いも少し熱を冷まして、客観的に彼との関係を見ていくほうがいいと思います。

「私って、彼のどの部分が好きなんだろう?」そんなことを少し冷ややかに考えてもいいかもしれません。

「冷ややか」になるためには、相手の好きな項目を "箇条書き" にしてみればいいと思います。

書いてみた結果、「あまりないな」「よくわからないな」「こんなことしかないのかな?」などと

"がっかり"すれば相手のあなたの熱が少し冷めている証拠ですし、

あなたもそれほど彼のことが分かっていなかったということかもしれません。

(ただし、お互いの関係が良好な時には決してしてはいけません)

あなたは今の自分の思いを大切にして、ほかの人との関係も視野に入れて行動することで

彼に関する「苦しみ」から脱出することができます。

"「恋愛相手は彼しか考えられない」なんて考えてないよね?" って自分に問いかけてみてください。

恋愛は "自分の付き合い方" を抑えつけてまでするものではありません。

不自然だからです。

それはただ、"人恋しい" 感情と勘違いしているのです。

「自分の気持ち」と「相手の気持ち」を大切にすることができてはじめて恋愛は始まるものなのだと思います。

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