お悩みアーカイブ 1

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ここでは、過去にお寄せいただいたお悩みとそれに対してのアドバイスを

簡単にまとめてご紹介致します。同じような悩みを持っていらっしゃる方の

一助となれば幸いです。

**お悩み内容**

20代 女性

今まで過保護と言えるほど、親の庇護を受けて育ってきました。
そのせいか、自己中心的である反面、自分に自信がありません。
彼氏にも疑心暗鬼なところがあったり、今の仕事もやっていく自信がありません。
でも自分を変えたいとも思っています。

こんにちは。

お若いので、ご自分を変えていく時間はまだまだありますが、ただ変えたいという思いでやみくもに
試行錯誤をしていくだけの時間はもったいないと思いますので、
やるべきことを確認しながら進めていきましょう。参考にできるとろはなさってください。

①現在の自分の実力を認識しましょう

過保護なまでの親の庇護を受けることは全然構わないですし、それがあるからあなたに独立心が足りないのではありません。

親の庇護があるということは、金銭的、物質的に余裕があるということですので、まずはその環境に十分感謝してみましょう。

あなたも感謝はしていると思いますが、長年そういった恩恵を受けていると、どうしてもマヒしてしまいますので、

ここでもう一度、そのありがたさを再認識して感謝を深めてください。

そうすることで、あなたの人間に深みが出てきますよ。

そして、一人暮らしのシミュレーションをしてみてください。

親の援助なしに、自分の給与と蓄えだけでどれくらい生活ができるのか、色々計算してみてください。

家賃、光熱費、食費、被服費、交際費、保険、日用品はもちろん引っ越しから家具の費用まで、

今の自分はどれほどのことができそうか計算してみてください。それが今の実力です。

おそらく貯金はあっても今の生活水準よりセーブしなくていけないと思います。

それだけでも、「親の庇護」はありがたいことだと再認識してしまうでしょう。

そして、「親の庇護」を受けることはあなたが感謝している限り、何も恥ずかしいことではありませんし、

逆にチャンスだと思ってください。

将来、いつかは独り立ちするのですから、それまでの間十分に親に助けてもらって、貯えをしっかりしておいてください。

②「親御さんだけでなく、自分の周りにもしっかり ”ありがとうございます”と言いましょう」

誰でも自己中心的なところは多々ありますし、うまく物事が運んでいる時は、さも自分の実力が高いから当然の結果だと思ってしまいます。

でも実際は自分の知らないところで、誰かが気を利かせてくれていたり、遠慮してくれていたり、手伝っていてくれたりしていることが多いです。

神の手を持つような外科医でも、一人で手術を行うことはできませんし、どんな大企業のカリスマ経営者でもひとりで会社を運営などできないのです。

必ず誰かの手を借りています。

かといって自分は何もできないんだと、卑下しすぎるのも良くありません。

大切なのは、みんな気づかないところで助け合って生活しているんだ、社会はそういう仕組みなんだと理解しておくことのように思います。

必要以上に自己中心的にも、卑下することもないということなのでしょう。

あなたも誰かを助けていますし、助けてもらっているのです。

”ありがとうございます”と感謝することは決してあなたの立場を下げるものではありません。

逆にしっかりと声に出すことで、間違いなくあなたの評価が上がります。

③「自分の苦手分野は誰しも自信がありません」

一流のプロスポーツ選手でも、事務仕事は苦手かもしれません。

イチロー選手でも経理の仕事は苦手かもしれません。

だからといってイチローは自信喪失にはならないはずです。

つまり、人には得手不得手が必ずあるものですから、得意分野で勝負したほうが楽しい人生を送れるということだと思います。

ですから、やはり日常から「自分はどんなことが好きで、得意なんだろう?」ということにしっかり向き合うことが大事です。

「好きなこと、得意なこと」を生活の中心にしていれば、そんなに自分を卑下する場面もこないでしょう。

しかし、誰もがみな「好きなこと、得意なこと」を生活の中心におけているわけではありません。

中心におけるように勉強したり、努力することが人生における課題なのだと思います。

その課題をクリアした先に明るい未来が待っているのは、すべての人において言えることなのだと思います。

「自分を変えてみよう」と思ったら、好きなこと、得意なことを追求することから始めてみましょう。

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コメント

  1. やった~!またまた勉強させていただきます☆

  2. ほしみなさん、お読みいただきありがとうございます。
    がんばってくださいね。

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