ゆっくりでも、しっかり幸せをつかむ方法 3

ゆっくりでも、しっかり幸せをつかむ方法 3

ゆっくりでも、しっかり幸せをつかむ 3  「心と脳を整える」

さて、「心の体質改善」には必要な3つの要素があります。

①「心と脳を整える」
②「自分の居場所を整える」
③「体を整える」

それぞれ順番に説明していきますが、
「心の体質改善」による効果の表れ方には個人差がありますので、
あまり理屈にこだわらず、空気を吸うように自然に少しずつ実践していくことを
おすすめします。

「心と脳を整える」

現代人は社会人、学生に関わらずみな忙しく、ストレス一杯の日々を過ごしています。

それに加えデジタル化が進み、仕事や勉強やバイトの合間さえスマホやPCにクギ付けにされています。
この間も体は休めていても、頭、つまり心と脳は一向に休めていないのが現実です。

完全にデジタル機器や情報から離れ、ホッと一息つけている時間が一日のうちにどれほどあるでしょうか?

これは心と頭が「常に煮詰まった状態」であることを意味します。

後日お話ししますが、人が最高のパフォーマンス、つまり自分の実力を発揮できるのは脳や体が「リラックス」
した状態の時です。

アイディアがひらめく時が多いのは、実はボーっとしているときなのです。
突き詰めて考えれば考えるほど、脳が緊張し、煮詰まり、堂々巡りをしてしまいます。

みなさんの日常でどれだけボーッとして、頭をリラックスさせている時間があるでしょうか?

ヒマがあればとり憑かれたようにスマホを見ています。

積極的に頭や心を休めている時間は無いのではないでしょうか?

残念ながら、そのような状態では脳はずっと興奮状態となり、
唯一、脳を整理する時間である睡眠にも影響を及ぼすことになります。

そのようなことが毎日続いているわけですから、蓄積している脳の疲れはあなたの想像以上に大きくなっています。

それが原因で、判断力や発想力が鈍り、仕事や勉強の効率が悪くなったり、
今まで気にならなかったことにイライラしたり、突然キレたりするようになります。

しかし、スマホの見過ぎとはいえ、その内容にもよります。

スマホで本を読んだり、学習したり、情報収集したり、映画やドラマを見るのは悪影響が少ないと言えます。

なぜなら、それらにはあなたの「感情の動き」が伴うからです。

読書や映画はあなたの感情を動かしたり、色々と想像させたり意見を考えさせたりします。
学習や情報収集もあなたに記憶をさせたり、考え方を組み立てさせたりします。

これらは、「能動的」に心や脳を動かしており、「漠然とした、一方的なもの」ではありません。

もちろん、やりすぎはダメです。

これに対して、「目的のないネットサーフィン」や「エンドレスなゲーム」は、
短時間なら影響はありませんが、自制して短時間で切り上げられるものではありません。

漠然とダラダラ続くものです。

それでは、そのような日常で脳や体をリセットするにはどうすればいいでしょうか?

次回につづく……..

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コメント

  1. 自然に少しずつ実践できるように、がんばりたいと思います。次回を楽しみにしています!

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